寝言

好きな子たちを勝手に語る

谷村龍一と私

突然ですがジャニーズJr.谷村龍一くんの話をします。

 

過去記事オタクは繰り返す - 寝言でも触れた通り、私は昔から谷村龍一のことが気になって仕方がなかった。

とはいっても、実際のところ彼のことをそこまで知っているわけじゃない。つかほとんど知らない。

 

出会いはもちろんお馴染みのジャニーズJr.ランド。顔立ちはどことなく昭和っぽいが綺麗に整っている爽やかなイケメン、なはずなのに。周りはキラキラした陽キャ感のあるJr.が多い中、谷村龍一はいろんな意味でなんか違った。

当時の彼はとにかくネガティブな不憫キャラ。口を開けばネガティブ発言が止まらない。何かあれば自我修復といって左右の指を高速でくるくるさせる。漂う陰のオーラ。完全にみんなのいじられキャラだった。

顔が整ってるのに、手足が長いのに、遺伝子的に恵まれたものが多そうなのに、なんで君はそんなにネガティブなの。

よくわからないけど(この子を気にかけなければ…!)みたいな気持ちになった。暗い意味合いではなく、不憫でネガティブなキャラだけど彼には根っこから滲み出る(良い子なんだろうな)感があったからだ。

 

バックにつく時はあまり目立たない位置にいることが多かった谷村。不憫だから誰かに隠れちゃうことも多かった谷村。

テレビでJr.がごっちゃりいるときはとにかく頑張って谷村を探した。だからといって他に何があるわけでもなく、(谷村居た!良かったね!)とただ見つけるだけでなんか嬉しかった。

 

その後、谷村の生存情報は途切れた。元々そんなに目立つJr.ではなかったけれど、明らかに彼は表舞台に出ていなかった。実はエリートな彼は受験勉強で休んでいるという情報がある一方、退所の噂もわりとずっとあったのを覚えている。

谷村の姿を再び見ることなく、私はジャニーズからしばらく離れることになった。

 

数年後、Jr.の沼に戻ってきた私はほどなくして谷村の現在を知る。もうとっくに退所したものと思い込んでいた彼は元気にJr.を続けていた。なんかもう本当に元気そうで思わず笑ってしまった。

あれだけネガティヴだったはずの谷村はいつのまにか全力笑顔でしゃかりきダンスをするようになっていて、その勢いはJr.マンションを倒壊させてしまうのではとオタクに危惧されるほど。さすが10代の成長は振り幅がえぐい。しかももう成人したとか意味がわからない。何があったの谷村。

 

中でも一番衝撃的だったのは、谷村がカツン上田くんのソロの演出で撲殺される大役を任されていたことだ。

もう死ぬほど笑った。撲殺される役に任命されること自体面白すぎるしデビュー組のジャニオタさんたちにもそんなインパクトあり過ぎる形で周知してもらえてることが本当に嬉しかった、なんならちょっと泣いた。

「谷村倒してえな」という上田くん直々のご指名だったことを知った時は上田くんに感謝が止まらなかったし、やっぱり死ぬほど笑った。

しかも上田ジャニーズ陸上部のオーディションメンバーにも入ってるって?!もう上田くんまじでありがとう!絶対受かって谷村!

 

その一方、不憫キャラは相変わらずのようで。雑誌のインタビューでもアイランドTVでもその美味しすぎる立ち位置を存分に活かしている谷村はある意味めちゃくちゃ輝いていて、とにかく嬉しい。

ファンサをするとなぜか笑われてしまう谷村(ダンスクvol.37)

扱い方を理解されている谷村(話しているのに途中で切られる)→https://j-island.net/movie/play/id/544

扱い方を完全に理解されている谷村(誰この人?という目を向けられる)→https://j-island.net/movie/play/id/2144

「谷村くんの圧がすごいジェミ…!」(すごい)→https://j-island.net/movie/play/id/2110

 

Jr.として、谷村は特別恵まれている方ではなかったと思う。頭も良くて育ちも良くて、きっと他の道も考えたかもしれないのに、それでも腐らずJr.を続けてきたのは本当に凄い。ネガティヴキャラから全力笑顔でしゃかりきに頑張るようになった心の成長も然り。

 

こんなわかってる風に語ってしまったけれど、今でも私は谷村のことをあまり知らない。それでもやっぱり私は彼のことが気になるし、谷村龍一の名前を目にすればめちゃくちゃ嬉しくなるし、彼の未来を案じている。

これからもきっとそれは変わらないと思う。

谷村担ではないけれど。